3/27にハコネエコビレッジにやってきました。
今回は、いつもの野良仕事に加えて、衣お話会も行うという特別イベントでした。
衣お話会は、主催の大久保さんが、原料から着物を作りたいという思いから語られました。それから、綿から糸を紡ぐのを実演してくださいました。
未来のことを考え、自然農をしている私としては、応援していきたいと思います。というのも、衣と食という違いはあれども、原料(食材)から自作して行こうという点で一致しているからです。衣食住は最低限で、しかも、最重要なものです。これを現代人は手放してしまって人任せです。もし、これらが時代の移り変わりとともに手に入らなくなったらどうなるかを私はよく考えます。だから、原料から衣服を作ることは重要だと思うのです。
さて、野良仕事は、
・枇杷とクスノキの苗木植え
・畝立て
・堆肥づくり
・じゃがいもの種芋植え
を行いました。
枇杷とクスノキの苗木を頂いたので、早速裏山に植えました。枇杷の実を食べられる日や、クスノキの花を観賞できる日が待ち遠しいです( ^ω^ )
じゃがいも植えは、梅畑の脇にしました。今までの畑より山側の斜面です。ここは、猪さんが土を掘り起こしていて凹凸が多く、かつ、枯れたススキがたくさん生えているところです。
なぜ、こんなとこに植えるのかって?
それは、猪さんを初めとする動物さんのためだからです。冬になると食べ物がなく、じゃがいもだけでなく大根やかぶまで食べてしまう動物さんたち。きっと空腹なのでしょう。そこで、動物さんの住処に近い場所に食料を育てようというわけなんです。一部は頂きますが、全て採り切らずに動物さんにも残しておきます。こうすることで他の畑には入らないでねと思っています。
ただ、その分植えるのも大変でした。ススキを刈って、凹凸を地ならしして、やっと種芋植えです。動物さんの分もいっぱい実ってね( ^ω^ )
ポットラックパーティでは、持ち寄られたお料理を食べながら、お酒を飲んで、みんなの想いを聞き合いました。
自然とみんなの想いに触れられた、素晴らしき1日でした( ^ω^ )